遺言書ご依頼の例

ご高齢の方のみならず、若いうちに元気なうちに遺言をしておこうとお考えの方が増えているようです。

先日はまだ50歳代のお客様が、残された奥様が相続手続きで苦労しないよう、公正証書遺言をご依頼されました。そのご夫婦にはお子様がいらっしゃらなかったので、もし遺言がなければ奥様とご自身の親、あるいはご自身の兄弟と遺産分割協議をしなければなりません。その協議がもめてしまうことも珍しくありません。それを回避するため若くして遺言を残すことを決断されたこのお客様は素敵だなと感じました。

別のお客様・・・お子様が二人いる70歳代のご夫婦。ご自宅のほかある程度の預貯金をお持ちで万が一の際は相続税を支払う可能性もありそうです。ご相談を受け様々な選択肢を提示しましたが、先に亡くなった方、つまり第1の相続の際に配偶者だけでなくある程度お子様に相続させればとどうかとアドバイスしましたがお客様はそれぞれ配偶者にすべて相続させる内容を選びました。配偶者に相続された遺産も数年後には、お子様に相続されますので、その二次相続の際に相続税の支払いが発生する可能性が高くなります。それを理解して上での選択ですのでそれなりに深い意味や配偶者への想いがあるのだろうと思います。

このように、いろいろな方がいろいろな想いで遺言を残されます。 新型コロナウイルスも弱毒化したという説も聞きますが、自分の命がどうなるかわからない昨今、最近は、「終活」という言葉も一般化し、遺言を残すという行為に抵抗がなくなってきているのだろうと思います。