新年度にあたり・・・
年度末、不動産売買の駆け込みでご依頼いただく登記の仕事で忙しい3月が終わりました。
数日前満開だった桜も連日の雨で散り始めてきました。
当事務所のビルは「GRANZ KURAKI」(グランツクラキ)と言いますが、このクラキというのは元々、このあたりの地名(鎌倉郡久良岐村)でして、近所に久良岐公園という桜の名所があります。 新型コロナの影響で以前のように車座になって花見という風景をこの2年見ていませんが、今後はどの程度許されるのでしょうか?
先日自宅から近い戸塚区の柏尾川沿いの桜を妻と見に行きました。団体客は少なかったですね・・・まん延防止措置が解除されてもなんとなく、車座での花見は憚られるような気がします。この新型コロナという災害が人類にもたらした影響は甚大です。働き方・生き方はもちろん、花見のスタイルまで変えてしまったのですから・・・
災害と言えば、11年前の2011年、東日本大震災があったわけですが、この年に、私、鈴木憲明はこの事務所の代表に就任しました。 父が作ったこの事務所は1975年に創立し、私は1997年に入所、その後、14年で父に代わって代表になりました。 その年の3月、あの震災が起きたのです。その瞬間、私は某銀行の地下1階のカウンターで銀行の担当者さんと打ち合わせ中でした。地下でもすごく揺れました。地上はどんな状況か、そして震源地ではいかほどの被害かと想像するに恐ろしく、夕方以降の報道でその被害を知りました。この日の夜は、妻子の待つ自宅では停電がありました。もちろん被災地の方の被害とは比べ物になりませんが一生の中でも忘れられないことです。世の中が一変したそんな代表就任の年から11年が過ぎました。そして、心新たに12年目の春を迎えます。